5月8日(水)1コマ目
今日、やったこと
- イーサネットヘッダの宛先、送信元
- CSMA/CD
- イーサネットの規格
今日のホワイトボード
イーサネットヘッダの宛先、送信元
練習問題でイーサネットヘッダの宛先、送信元に書き込まれるMACアドレスを確認しました。
イーサネットとIPは以下のように役割分担をしている。
- IPが経路を決定
- イーサネットはIPが指示する宛先へパケットを送信
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| 図 IPとイーサネットの役割分担 |
PC-1からルーターAへ送信する場合
PC-1とルーターAのあいだを送信されるパケットのイーサネットヘッダは以下のようになっている。これは疑問はないと思います。
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| 図 PC-1からルーターAへ送信する場合 |
PC-1からルーターBへ送信する場合
①PC-1のIPが経路決定する
ルーターBに行くためにルーターAに送信することを決定。
イーサネットにルーターAに送信するように依頼。
②PC-1のイーサネットがパケットを送信
IPの指示に従ってルーターAへ送信。
ネットワーク上を流れるパケットのイーサネットヘッダの宛先、送信元は下図のとおり。
③ルーターAがパケットを受信
④ルーターAのIPが経路決定する
受信したパケットのIPヘッダには宛先がルーターBになっている。
ルーターAのIPはルーターBに送信することを決定。
イーサネットにルーターBに送信するように依頼。
⑤ルーターAのイーサネットがパケットを送信
IPの指示に従ってルーターBへ送信。
ネットワーク上を流れるパケットのイーサネットヘッダの宛先、送信元は下図のとおり。
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| 図 PC-1からルーターBへ送信する場合 |
CSMA/CD
n台のPCを1対1のネットワークで接続するには必要なケーブルの本数は
ケーブル本数 = n(n-1)/2
となります。ちなみに10台のPCを接続するには45本のケーブルが必要になります。100台では4,950本必要です。
これでは
- ケーブル代が高くなる
- ケーブルだらけになる
ため、現実的ではありません。
イーサネットは1本のケーブルを複数台のPCで共有する形態にしました。
ただ、この形態では複数のPCがほぼ同時にデータを送信すると、データ同士の衝突が発生します。そこで、イーサネットはパケット送信時にアクセス制御方式のCSMA/CDを使って
- なるべく衝突が発生させない
- 最悪、衝突が発生したら衝突発生を受信者に通知する
ようにしました。
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| 図 CSMA/CD |
ちなみにケーブル上でパケット同士が衝突したら2つの波が合成された波形になります。
送信中はケーブル上の波形をチェックして衝突発生を確認しています。
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| 図 ケーブル上でパケット同士が衝突すると |
イーサネットの規格
イーサネットに従って動くハードウェア(ネットワークインタフェースカード、ケーブルも)は技術進歩でどんどん高速化しています。
最大伝送速度や伝送媒体(ケーブルの種類)の違いでいろいろな規格がうまれました。
規格の名前で最大伝送速度やケーブルの種類が分かるようになっています。
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| 図 規格名と最大伝送速度、ケーブルの種類 |
次回は
イーサネットの確認テストをします。
持ち込み不可です。





